1回飲むだけのインフル新薬「ゾフルーザ」が発売になった。ウィルスの増殖を抑えるこれまでに無かったタイプ。従来の薬に耐性を持ち、効きにくくなった人にも効果が期待される。
A型、B型のインフルエンザが対象。年齢や体重によって異なる量の錠剤を1回飲む。1日2回、5日間飲み続けるタミフルに比べ使いやすく、また、イナビルなどの吸入薬よりも確実に内服できるのが特徴。塩野義製薬によると、既存薬よりも他人にウィルスを感染させるリスクを減らせると期待される。
国内でよく使われる4種のインフル薬は、細胞内で増殖したウィルスが細胞外に広がるのを押さえる。このタイプの薬が効かない耐性ウィルスが流行したときに、ゾフルーザは効果を発揮しそうだ。
10年前には、欧州でタミフルに耐性のあるウィルスが登場し世界中に広まった。4年前には、札幌市内の患者からタミフルが効きにくいウィルスが検出された。
ゾフルーザは、有望な薬を早く実用化するために優先的に審査する、先駆け審査指定制度の対象になっている。
1回飲むだけのインフル新薬、発売。
1回飲むだけのインフル新薬「ゾフルーザ」が発売になった。ウィルスの増殖を抑える...
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